2021/06/22 12:54

こんにちはなび。
花火を愛するTシャツ屋花火沼ほんぽでございます。
あ、「こんにちはなび」という挨拶をぶいんぶいん言わせようと画策中ですが、
まあ、お気になさらないで下さい…
本日はTシャツ「I love 和火」の紹介をさせていただきます。
あーあのー、I love Tシャツってね…いろんなとこでありますからね…
今更素晴らしい斬新なデザインでも何でもないんですけども。
わざわざこんなもん書いて語りたくなっちゃうのが、「和火」の魅力なんでげす。奥様。
すいませんいろいろと…
さてさて、花火と聞いてぱっと頭にうかんだ花火って、どんな花火でしょう?
(強引に本題に入った)
夜空に大きくまあるい花火が開いて、色は黄色、赤、青、緑…
二色に分かれた花火もありますよね。
最近では、キャラクターの顔が出てきたり、花火の色がスライドしながら変化したり、
パステル系の色もあったり、金色の尾を引いて枝垂れていく花火なんかも人気があると思います。
本当に最近の花火の進化はえらいことになっていて、ネットでの感想などを見かけると、
「プロジェクションマッピングか」
なんてのもあったりして、そーですよねー、もう意味不明の領域に行ってしまってる花火もあります…
でも、江戸の夜空に上がっていた花火は現在とは全く違うんですよね。
当時の花火は、橙色一色の花火。
あの線香花火の色、あれですね。
打ち上げ花火と言っても、あの色の花火しかなかったのです。
それが「和火」。
今、なんじゃこらーってことになっている明るいカラフルな花火達は明治以降に手に入れられるようになった原料から作られる「洋火」と言われる花火なんですの。
今の花火に比べたら、暗いですしぼんやりしているように見えますが…
じっくりと鑑賞すると、これがまた乙でクールでベイベーなんですわー。
何者だ私。
ここいらで動画を挿入して、こんなんだよってね。
こちらは去年2020年の三陸花火大会のエンディングのスターマインから。
冒頭に上がる、やや暗めの橙色の花火が和火です。
ちょっと、この動画では暗くて見えずらいのですが実際肉眼で観ると、もう少し色の深さ等が感じられると思います。
後半に上がる洋火の明るいこと!ねー。
確かに派手さはありませんが、洋火には無い心に沁みてくる深さや味わいがありますよね。
ありますよね。
あるもん。(強制する)
線香花火のあの味わい。
当時の日本で手に入る材料を試行錯誤して、花火師さんは味わい深い橙色の花火を作っていたそうです。
その材料になっているものの一つが炭。
だから和火は夜空に描く「炭絵」と言ってもいいんじゃないでしょうか。
なーんつって。
現在でも、花火会社さんによって微妙に色の濃さ等が変わっていたり、
他の花火とのコラボレーションで素敵な演出になっていたりと、
伝統を大切にしながら、どんどん進化していく日本の花火の素晴らしさを堪能出来ちゃうのです。
こちらは、2017年の大曲全国花火競技大会で打ち上げられた、伊那火工堀内煙火店さんの作品です。
二発目に上がる花火はもう和火に包まれてしまいます。
和火を観ていると、江戸の頃はどんな風に花火を楽しんでたのかなーなんて、想像してしまったりしまわなかったり。
洋火と比べるとそりゃー暗いですが、江戸時代は今と違って空気も澄んでいたでしょうし、
明るい街灯も高いビルも無く、夜がもっと真っ暗だったと思うんすよねー。
だから、今私達が観ている和火とは違った観え方がしたかもしれませんし、
東京での夏の夕涼みは隅田川からの川風がきっと気持ち良かったんじゃないかなーとか…
全然違うかもしれませんが…想像出来ちゃうのも乙!
そんな風にむかーーーしっからある花火が今でも楽しめるって、イカスじゃん。
(軽!軽い…)
という、Tシャツの紹介つーか、花火のうんちくコーナーになっておりますが、
このTシャツを着て花火大会に行って、そんなうんちくを語って気取りましょう。
(宣伝文句としてどうかと思うけど気にしない)
サイズはレディースから大きめサイズまでふんだんに。
色はレギュラーサイズ、大きめサイズがバニラホワイト、オートミール、アプリコット、ライトブルー、ネイビーの5色。
レディースは、バニラホワイト、ライトベージュ、ピンク、ライトブルー、ネイビーの5色で揃えてみました。

